アフリカ情報 ケニア

【ケニア・マサイ族】『マサイのルカがスマホで井戸を掘る話』が最高に面白い《マサイ通信》

投稿日:

リアルマサイ族の暮らしを知りたいなら絶対にこれを読むべし!なお話です。

 

あ、どうもアフリカ系男子のナイケルです。

 

アフリカで一番有名な民族って?

と質問をしたらほぼ100%「マサイ族」という言葉返ってくるのではないでしょうか。

 

そんなマサイ族が実は日本でライターをやっていたって知っていましたか?

 

その名も「マサイ通信」

マサイ通信は、ロケットニュース24という人気サイトの中のコーナーで、マサイ族がケニアから直接記事や画像をレポートしたものを日本語化した内容となっております!

その特異性もあってか、マサイ通信は超人気記事となり、この度その記事をまとめて、さらにプラスαをしたものが書籍化(2018年3月30日)したのです!

その名も

「マサイのルカがスマホで井戸を掘る話」

です!

なんと今回は学研プラスさんから「アフリカの現在を知る方の感想を聞きたくて発売前に読んでもらいたい」とのことで特別に発売前に読ませて頂いちゃいました!アフリカ系男子で良かった〜

今回はアフリカ系男子の視点で、こちらの本の見どころをご紹介したいと思います!

 

現役マサイ族ならではの超リアルマサイ族情報満載!

まずは一番の見どころはこちらでしょう。

皆さんマサイ族のことを知りたかったらどうします?

・ネットや本で調べる

・行ったことある人に聞いてみる

・実際に行ってみる

これらが挙がると思います。

 

このやり方でもかなり良い情報が得られるかと思いますが、やはり一番リアルなマサイ族を知りたければ、マサイ族から直接聞くことだと思います。つまり現役マサイ族のルカさんからの記事をまとめたこの本の情報は、限りなく純度100%のマサイ族からの情報なわけです!

例えば、アフリカ系男子の僕も知らなかったこの本で知ったマサイ族情報を少しご紹介すると、

・マサイ族は〇〇を食べない

・便をした後にお尻を拭くのは紙でも葉っぱでもなく〇〇

・マサイ族の家のドアが超小さい理由は?

・マサイ族はシャイ?!

などなど!

特にお尻を拭くもので僕は超ビックリしてしまいました(笑)こんなもので拭いたら元痔持ちの僕は大変なことになります。

こういった普段の生活の中に入り込まなければ分からないようなマサイ族の情報を楽しく知ることが出来るのが、この本の最大の魅力だと思います!

 

編集長・羽鳥さんの表現が面白すぎる!

この本がどのようにして書かれているかというと、

①ルカさんがスマホで写真とその解説を羽鳥さんに送る

②羽鳥さんがそれについて質問しまくる

③その情報を元に羽鳥さんが記事にする

といった流れです。

もちろんやろうと思えば、ルカさんの文章をそのまま日本語にして載せることも可能だったと思いますが、普段人に読ませる文章を書いていないマサイ族の方の文章では、どんなに良い情報だったとしても、読み手が退屈してしまうでしょう。

そこを、毎月5000万以上のPVを誇るロケットニュース24編集長の羽鳥さんが直々に記事化しているので、ポップでどれも非常に読みやすい記事に仕上がっています。

基本的には1つの面白い情報に対して、本3〜4ページくらい画像付きの語り口調で紹介しているので、1つにつき3分もあれば読めてしまいますので、読むのが早い方は1日で読みきってしまうかもしれません!

 

ルカさんと羽鳥さんの信頼関係がアツい!

僕が感動したのが、ルカさんと羽鳥さんの信頼関係がとっても深いこと。この本では、ところどころルカさんと羽鳥さんとの実際のメッセージのやりとりが書かれているのですが、2年ほどやりとりし続けているので、お互いにとても信頼し合っているのがわかります。

実際に羽鳥さんが再訪した時は、ルカさんの奥さんが手作りで羽鳥さんへのブレスレットをプレゼントしたり、仕事仲間の前に友達として信頼し合っているなというのがヒシヒシと感じられました。

こういう仕事の為だけの関係性でないからこそ、他では知ることの出来ないマサイ族情報を配信し続けられているのだと思います!

新しい形のビジネス型支援モデルがここにある!

最後に!もともとこのマサイ通信が始まったのは、ルカさんが羽鳥さんに「壊れた井戸を直したい」というのがキッカケで、マサイ通信に1記事上がるごとに日本人と同じ報酬を支払い、それを貯めて直そう!というものでした。

実際に2年ほどかかって、ルカさんは遂に目標だった井戸を直すことに成功しました。

僕はこのサクセスストーリーにとても感動しました。日本がアフリカに何かをする時に、すぐに無償で与えてしまうことが多々あります。一時的には彼らの為になりますが、長期的には彼らのお金を稼ぐスキルや自立心を低下させてしまっているものが多いのも事実です。

今回のプロジェクトは、ルカさんがスマホで日本人が喜ぶかもしれないものを画像で撮って解説をして、記事になって報酬が支払われています。つまりしっかりルカさんはライターとしての仕事をしているわけですね。

こういったことは10年前にはできなかったのですが、今後はこうしたインターネットを駆使することで様々な発想でお金を稼ぐことが出来てしまいます。

例えば、もう少しネットがルカさんのところも高速になれば、マサイ族ユーチューバーとしてデビューをし、再生回数の広告費や、概要欄に投げ銭用のpolcaなどを載せておけば、サービスを提供してお金をもらうというスタイルも出来るようになると思っています。

緊急支援は今後も必要でなくすべきではありませんが、あったら良いレベルのものは無償であげるのではなく、こういったビジネス型支援モデルが沢山出てくると素晴らしい世界になるなと思わしてくれた本でした!

 

まとめ

この本では、ルカさんがマサイ通信を経て、井戸を直すまでの軌跡が書かれていますが、なんとシーズン2に突入しています!なぜシーズン2になったかの経緯は、マサイ通信や本を読んでのお楽しみとして、次の目標は学校を立て直すこと。井戸の費用の約3倍です。

今後もマサイ通信からの原稿料を貯めていく形となりますが、実はこの本の印税もしっかりルカさんに入りますので、ご興味がある方は買って読んであげると、それがルカさんの学校修繕にも繋がるという素晴らしい本なのです♪

それでは最後にもう一度、本のリンクを貼っておきます!(2018年3月30日までは予約販売)

「マサイのルカがスマホで井戸を掘る話」

 

最後までご覧いただき有難うございました!オレセリ!

-アフリカ情報, ケニア,
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

【ベナン交通事情】アフリカで事故ったらすぐ逃げるべき理由【バイクで跳ねられました】

どうも、アフリカ系男子のナイケルです! アフリカで事故にあったら、その場から離れてください。 え?逆じゃないの?と思われるかもしれませんが、アフリカでは基本的にはこの方法を取ることがベターです。 &n …

no image

ベナンが2016-2021年までのAction planを発表

ナイケルです! 僕がビジネスをしているベナンの情報。 2021年までのAction planを公式発表したみたいですね。 Benin unveils 2016-2021 action plan It …

【通販有】西アフリカ・ベナンの超おしゃれなファッションブランド『ROAR CLOTHING』が日本でも流行る?!

どうも、アフリカ系男子のナイケルです。 アフリカのファッションといえばどういうのをイメージされますか? きっとこんな感じだと思います。 これらは伝統的なファッションスタイル。 カッコいい(可愛い)です …

初めてのアフリカ旅行は格安&ツアー以外で行くべき6つの理由

アフリカ系男子ナイケルです! 僕はアフリカ歴(アフリカに関わって)5年です。 そのせいか、現地でも日本でも100人は優に超えるアフリカ系男女(アフリカを愛する方々)に会って参りました。   …

ルイのベナン通信vol.01「ビサップって飲み物知ってる?」

アフリカ系男子のナイケル(@Naikel0311)です! 前回からスタートしました「ルイのベナン通信」、一回で終わるかな?と思っていましたが、ちゃんと届きましたよ! 今回はベナンの飲み物の紹介です! …

管理人


管理人のナイケルです。
元青年海外協力隊。
アフリカでNPOとビジネスを両立してます。
プロフィール詳細
2018年10月
« 8月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031