AYINA アフリカニームプロジェクト

総走行距離2500キロ!陸路でニーム植林プロジェクトが過酷すぎたお話

投稿日:2017年12月14日 更新日:

どーもー!最近ようやくInstagram始めてみたけど、写真苦手だから全然更新できないナイケルでーす!

さて、先日僕はある壮大なプロジェクトの出張で、電波少年もびっくりな旅(古)をしてまいりました。

今日はそのレポートをしたいと思います!

なんで旅に出たの?

振り返ると2016年の年末。その時僕は珍しく日本におりました。

3年ぶりの日本での年越しに興奮しながら、僕が副代表を務めるNPO法人AYINAが共催を務めさせていただいた、NPO法人アラジさま主催のアフリカ大忘年会というイベントに参加していました。

 

アフリカに関連する人たちはもちろんですが、アフリカに興味を持っている方が集まって、忘年会をするという会でして、いろんな方が集まったので、とても良い会でした!あ、今年もまたやりますよ!

 

まだ数席残ってますので、ご興味ある方はお早めに!

12/22(金)アラジ主催・アフリカ大忘年会

その中で一人、心に残った方がいたのです。

 

「私は日本ニーム協会に所属をしていて、アフリカでニームの植林プロジェクトを行おうと思っています」

ニーム?なんだニームって??

 

その時は全く知らないワードが頭に入ってきてプチパニックになったくらいでした。一応共催ということもあり、バタバタしていたので、その方とはほとんど話すことがなく終了してしまいました。

 

しかし、その後もニームという言葉が頭から離れませんでした。でも僕の脳味噌のスペックはフロッピーディスクほどしかありませんので、1ヶ月後にはさらりと忘れてしまっておりました。

 

数ヶ月後、僕は31歳となる誕生日を迎えた際に、そのニームのお話をされていた方から誕生日メッセージを頂いたのです。

 

その方は上野さんといって、日本ニーム協会の理事を務め、自身でも会社を経営されている方でした。

ニームは地球を救う | NPO法人日本ニーム協会
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そこで僕のオンボロフロッピーディスクがフル回転でニームのことを思い出しまして、話を聞くのは今しかない!!と思い、お話を聞かせてくださいとお願いしました。

 

そして、ニームの話、日本ニーム協会の話、アフリカ植林プロジェクトの話を詳しく聞かせてもらい、本当に興奮しました!

 

ニーム、そしてこのプロジェクトは、アフリカや地球にとって本当に良いものな気がする・・・

 

論理的にも理解はしましたが、なんとなく直感でそれを感じました。

 

その後、日本ニーム協会の稲葉会長とも直接お会いさせていただきました。

 

ニームの素晴らしさは勿論ですが、日本ニーム協会の稲葉会長と、そのアフリカ大忘年会にきていた日本ニーム協会の理事の上野さんの情熱や生き方にも大きく心を動かされました。

 

そこからわずか半年ちょっとで、自分が本拠地とするベナンと、その隣国であるブルキナファソで植林プロジェクトを開始することがトントン拍子で決まったのです。

 

夏にも一度団体の代表ゾマホンと一緒に日本ニーム協会の勉強会でお話をさせていただきました。

日本ニーム協会勉強会にて登壇させて頂きました

まず日本ニーム協会についてご紹介します。 インドをはじめ東南アジアに広く自生する常緑樹、ニーム(NEEM)。 今、この木の持つ害虫忌避作用が、世界中の農業関係者から注目されています。 私たちはそのニームの安全で効果的な防虫・害虫駆除効果を広く日本の関係機関に紹介し、 活用をサポートすることで、人々の健康と健全な社会環境づくりを目的に設立された特定非営利活動法人です。 …

前置きは長くなりましたが、旅に出たのは、アフリカでのニーム植林プロジェクトの始動のための出張というわけです!

 

ここがすごいよ!ニームさん!

ニームって聞いて知っている方は日本人ではかなり少ないと思います。

自生ニームの木。そこら中に生えています

それもそのはず、日本にはニームはありません。なぜなら23度以上でないと育たない木なのです。

 

逆にアフリカのほとんどの国、特に赤道に近い国では抜群に相性が良い木なのです。23度以上であれば、砂漠でも育つ木なんですよ。

 

そのために、アフリカではすでに自生のニームが結構生えています。そして、彼らをそれで歯磨きをしたり、病気になったときに煎じて飲んだり、中には目薬にしたりと、様々な用途で伝統的に使われていたのです。

 

それは遥か昔から使われていて、もっというと釈迦もニームのお茶を飲んでたと言われるような神聖なものだったのですが、当時は科学的根拠があったわけではありません。

 

しかし最近になり、ついには国連から「21世紀最大の贈り物」と言われるようになり、世界的に一気に注目されるようになりました。

 

ここがすごいよ!アフリカニームプロジェクト!

今回のアフリカニームプロジェクトは、ニームの植林から始まり、その原料から製品を作り、販売。その利益からまたさらにニームの植林に再投資するという、開発系のプロジェクトでもあり、しっかりとしたビジネスモデルにもなっているということです。

 

アフリカニームプロジェクトの何がまたすごいっていうと、植えれば植えるほど地球が良くなり、それがアフリカの国際問題の解決にも繋がり、その商品を使えば使うほど、人々もハッピーになるという、誰も損をしないようなモデルなのです。

 

僕を含むNPO法人AYINAや会社は、主に現地でのオペレーション業務を担当することになります。

 

そして、実際に現地のアフリカ人にこの話をすると、自分たちの国に当たり前にあったニームの木にそんなポテンシャルがあったことに同じように興奮を覚えてくれました。

 

現状の農地を目で見るために陸路を選択

今回の出張は、日本ニーム協会理事上野さんをお招きし、ベナンとブルキナファソの現地農業パートナーと会合をするという目的です。

 

上野さん自身は初のベナン&ブルキナファソということもありますし、我々もそこまで深く全体の農地を知り尽くしているわけではないので、簡単なのは飛行機でピューン!と渡ればいいのですが、できる限り農地を目で見ようということで、陸路で全て回ることにしました。

 

恐ろしく過酷な旅になることをこの時は誰も知る由もありませんでした(笑)

ベナンのプログラムは期待以上の成果で終了

現地農業パートナーとの会合は、非常に意義あるものとなりました。

ベナンでの現地パートナーはひとまずは2組からスタート。

数年前に会社を立ち上げて、それ以来1日も休まずに、オーガニック農法でベナンの農業を改善したいと考えるアディオさん。

同様に、オーガニック農法に特化し、魚の養殖から、ラボラトリーまであり、すでにベナンの農業の成功モデルになりつつあるディーンさん。

この二つのパートナーとニームプロジェクトを始めていくことを、直接対面で話し合い、合意しました。

 

特にディーンさん達は、すでに植林も始めたい!とのことで、実際に植林もスタートするという、アフリカンタイムを無視した速さで物事が進んでいきました。

一つ目の事件は、ブルキナファソへ行く国境で起きた

さて、上り調子のまま、ブルキナファソ国境へ向かいますが、そこで予期せぬ事件が起きてしました。

 

僕と上野さんは日本人ですから、入国時にビザが必要です。国境でもビザが取れるという前情報でしかも3日間ビザがあるとのことだったので、我々も滞在3日なので、ちょうど良いということで向かいました。

 

国境のスタッフはどこも横柄な態度をとりがちですから、ある程度覚悟はしておりましたが、そのスタッフは一向に3日間ビザの発行を承諾せず、3ヶ月ビザを取らないといけないというように頑なに拒否をし続けます。1時間ほど交渉しまいたが、結局ランチタイムだということで、彼らはいなくなってしまいました。

 

困った我々は、百歩譲ってその支払いを飲んだとしても、現金をそこまで多く持っていなかったので、払うことができません。その日は日曜日なので、銀行は空いてませんし、そもそも国境付近に銀行がありません。

 

なんとか会社から急遽モバイルマネーを送金させましたが、それを現金化するために、うちの現地スタッフが死に物狂いで探し回り、なんとか5時間遅れで国境を越えることができました。

 

ブルキナファソの国境を越えれば、あとは首都ワガドゥーグーまですぐかと思いきや、ここからが恐ろしく遠かった・・・。ガタガタの道を日が超えるまで、走り続けてもまだ着かず。翌日は午前からアポイントがあったために、早朝に出発し、ギリギリで間に合うという状況でした。

二つ目の事件は、上野さん帰国後に起きた

そして、なんとかブルキナファソの全日程が終了しました。

最終日は、僕の協力隊仲間の松永さんとも会うことができて、アフリカでの感動の再会がとても嬉しかったです。

5年以上の付き合いになる元協力隊同志松永さん(左)

ドタバタもしながらも、非常に有意義な旅になり、また3月にさらに前に進めるための旅を約束し、上野さんのお見送りを無事終え、エンディングを迎えようとしたときに、思い出しました。2日後には別のアポイントがあったので、5日ほどかけて上がってきた道のりを、たった2日で帰らなければならないということを・・・

 

総走行距離2500キロ!ガタガタ道を爆走!!

上野さんを見送った日は、なんと16時間ぶっ通しで車に乗り続けておりました。日本のように整備された道ではなく、マリオカートもびっくりの穴ぼこだらけの道です。この日以前もずっと車移動で、目的達成して、あとは帰るだけとなってしまった僕は、その日は車の中で見る夢ですら車の中というもう車ノイローゼになるくらい果てしない車旅が続きました・・・

 

なんとか翌日も朝から出て、なんとかアポイントには間に合いましたが、ブルキナファソを陸路で行ったという話をすると頭がおかしいんじゃないかというような反応をされ、よくよく調べてみると総走行距離が2500キロくらいになっていたので、そこでクレイジーなことをしていたことにようやく気がつきました(笑)

 

クレイジーな旅から得た計り知れない収穫

しかし、このクレイジーな旅で得たものは計り知れません。この壮大で重要なニームプロジェクトを始められたこと、そこから得た新たなパートナーとの繋がり。そして、このプロジェクトを通じて、みんながハッピーになれるような未来を思い描くことができました。

 

次の旅は3月。3月のブルキナファソは気温40度。今回同様の、いやそれ以上にクレイジーな旅になるかもしれないことは一旦忘れておきます(笑)

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